馬刺しに限らず、刺身を食べる際に薬味を使うことはよくあります。
そのようなとき、どんな薬味を使うことが多いでしょうか。
薬味と言われて、ネギが真っ先に思い浮かぶ方もたくさんいらっしゃるでしょう。
今回は、より美味しいネギの食べ方についてご紹介します。
□馬刺しによく合うネギ
馬刺しを食べる際の薬味と言えば、やはりネギです。
ネギはよく見かける薬味の代表格ですが、今回はそんなネギを少し深掘りしてみましょう。
*ネギにはどんな種類がある?
ネギにもいくつかの種類があります。
品種という意味ではそれこそ多くの種類があるものの、今回は用途による種類を指しています。
あさつきや万能ネギと同じく細めの薬味ネギは辛みが少なく、刻んだまますぐに食べられます。
一方で、長ネギや九条ネギなど薬味ネギより少し太めのネギは、刻んだまますぐに食べると辛みが強く出てしまいます。
そんな時は、水の中でもみ洗いをしましょう。
辛みがいくらか落ちるため、料理と合わせて食べやすい味になります。
*薬味ネギはどう切ったらいい?
薬味ネギをより美味しく食べるためには、買ってきたネギを自宅で切って食べるのが一番です。
自宅で薬味ネギのような細いネギを切るコツを2つ紹介します。
1つ目は、まな板や包丁の水分を切ってから切ることです。
水分がある状態でネギを切ることはおすすめできません。
2つ目は、輪ゴムを使い数本束ねて切ることです。
2〜3本程度の切りやすい本数を束ねて切ると、食べやすいサイズで、きれいな見た目のネギになります。
□しょうがも馬刺しによく合います
ネギ以外に馬刺しによく合う薬味と言えば、しょうががあります。
せっかく薬味の切り方について見るのであれば、しょうがの切り方についても見てみましょう。
まずしょうがといえば、おろして使うものです。
おろしやすい形に切り、皮を剥きます。
ただし、しょうがの香りは皮のすぐ下に多く含まれています。
ピーラーを使うよりもスプーンでこそぐように皮を剥くと、うまく薄くなります。
皮が剥けたら、繊維とおろし金が垂直になるようにしょうがをあてて、すりおろします。
繊維を断ち切っていくつもりで円を描きながらすることがポイントです。
ここでもう一手間。
おろしたしょうがを更に包丁で叩いてみてください。
おろし金でも切れなかった繊維が切れて、より美味しいおろししょうがになります。
□まとめ
ネギもしょうがもポピュラーな薬味であり、使ったことがあるかたも多いのではないでしょうか。
そんなよく食べる薬味ですが、それらを最も美味しく食べるにはやはり鮮度の良さが一番です。
ぜひ一度、自宅で薬味を用意してみてください。