馬刺しの日持ちはどのくらいの長さ?

皿の上に盛りつけられた赤身の馬刺し

馬刺しが安全で食べやすい生肉であることはこれまでもお伝えしてきた通りですが、やはり生肉であれば気になるのが日持ち。
加熱していない一方で冷凍されているため、通常より長くなっている馬刺しの日持ちはどの程度なのでしょうか。

□馬刺しの日持ちはどれくらい?

1.冷凍馬刺しの日持ち

冷凍した馬刺しの日持ちは長いものであれば1年とも言われ、当社の商品も製造より半年ほどを賞味期限としています。

しかし、冷凍保存の原則は低温状態を保つこと。

家庭にある冷凍庫は頻繁に扉が開閉され、外気に触れることで温度が変化しやすくなっています。
可能な限り早く食べた方が、美味しく召し上がれるでしょう。

2.解凍した馬刺しの日持ち

冷凍の馬刺しを解凍したあとは、極力その日のうちに召し上がってください。

解凍後翌日に腐るほど日持ちしないわけではありませんが、やはり解凍してしまうとあっという間に味や風味が落ちてしまいます。
安全の面から見ても馬刺しはチルド室や冷蔵庫で保管することなく、解凍後はすぐにお召し上がりください。

□馬肉以外の生肉の日持ちはどれくらい?

*牛肉の日持ち

一般的に消費期限は2日から3日ほどであるケースが多いです。
販売されている形や部位によって多少の差異があります。

ブロック肉やスライス肉のようなそのままの肉は3日である一方、手を加えたひき肉は2日と短め。

また、小腸やレバー、タンなどのホルモンは4日から5日と少し長めです。

*豚肉の日持ち

豚肉の消費期限は1日から3日ほどであるケースが多いです。

販売されている形や部位から見ていくと、ブロック肉やスライス肉などは牛肉と同じ3日ほどがほとんど。

一方、手を加えたひき肉は牛肉より短い1日となっている場合が多いです。
大腸やレバー、タンなどのホルモンも牛肉より短い2日が多く、比較的短めの日持ちと言えるでしょう。

*鶏肉の日持ち

鶏肉は販売されている形や部位に関係なく消費期限が1日のケースが多いです。

ホルモンに関してはガイドラインが定められていないため、食肉を販売する会社がそれぞれで定めた消費期限が記載されています。

□まとめ

牛肉、豚肉、鶏肉は生肉を冷蔵で買った場合の日持ちであるため、冷凍や逆に馬刺しが冷蔵であればもう少し違う数字が出るでしょう。

しかし、これらの生肉は加熱が前提の消費期限です。
当社が推奨する解凍後1日、という数字は馬刺しが生肉であり冷凍していた期間もあることを踏まえれば、妥当な数字ではないでしょうか。