食べられる、食べられないの判断は何でしていますか。
馬刺しを買ってから時間が経っていて食べられるか不安な時は、これから紹介するポイントを確かめてみましょう。
馬刺しが変色しているから食べられないと思っていた方も、馬刺しを食べる前にぜひチェックしてみてください。
変色の色が何色かによっても食べられる、食べられないの判断基準の一つとなります。
□馬刺しが腐った時の変色や臭いはどんなもの?
馬刺しが腐っていると判断するポイントは3つあります。
*変な臭いと味
新鮮な馬刺しは臭いがほとんどしません。
腐った馬刺しはアンモニア臭や硫黄の臭いがします。
また、腐った馬刺しは酸っぱい味がします。
馬刺しを食べている時に酸っぱいと感じたら、それ以上食べないようにしてください。
腐っている馬刺しは加熱すると、臭いが強くなったりアクがでたりするので、不安な時は確かめましょう。
*緑や茶色に変色
馬刺しが腐ると赤黒い色から緑っぽい色や茶色に変色します。
色の状態が悪いものは食べるのをやめておきましょう。
新鮮な馬刺しは鮮やかな赤、または黒っぽい色をしています。
油が黄色になっているのは気にしないで食べても大丈夫です。
仔馬を出産した馬を加工すると、油が黄色っぽい色になることがあります。
*感触がおかしい
馬刺しを触ってみて、ぬめりがあったり糸を引く感じがあったりするものは腐っています。
加熱しても食べられません。
また、馬刺しが柔らかく弾力がない場合も腐っている可能性があります。
この3つの特徴のうち1つでも当てはまる馬刺しは、腐っているので食べない方が良いでしょう。
□赤黒い馬刺しは変色ではありません
馬刺しは元々赤黒い色をしています。
黒っぽいからといって腐っているのではありません。
黒色は鉄分の多さを表しています。
鉄分を多く含むので、すぐに酸化して黒ずむのです。
空気に触れると鮮やかな赤色に変化します。
真空パックから馬刺しを取り出して、10分から15分くらいすると鮮やかな赤色に変化します。
鮮やかな赤色に変化した馬刺しが食べ頃です。
しかし、1度空気に触れると日持ちしないので、すぐ食べることをおすすめします。
□まとめ
馬刺しが腐っているか判断するポイントは、臭いや味がおかしくないか、緑や茶色っぽい色に変色していないか、感触がおかしくないかです。
これらに当てはまる場合は食べない方が良いでしょう。
食中毒の恐れがあります。
一方で、赤黒い色や鮮やかな赤色の馬刺しは安全なので食べても大丈夫です。