馬刺しの美味しい切り方とは?解凍方法も合わせてご紹介します!

氷水に馬刺しを入れている写真

馬肉の食べ方として有名な馬刺し。
いざ家で食べるとなっても、どのように切れば良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。
また、切り方を知っていても、解凍方法を間違えてしまうと意味がありません。
そこで今回は、馬刺しの美味しい切り方と解凍方法をご紹介します。

□馬刺しの美味しい切り方とは?

まず、真空パックから馬刺しのお肉を取り出してください。
真空パックから取り出した際に、「黒すぎるけれど大丈夫かな」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、心配ありません。
空気に触れて5〜10分程度で赤くなってきますが、あまりにも長い時間放置すると再び黒くなるので注意してください。

次に、馬刺し用のお肉の繊維線がある面を上にします。
繊維線とは、霜降りであれば霜降りが線のように見える面、赤身であれば肉の繊維が見える面のことを指します。

最後に、馬肉を切っていきます。
切る際に、長方形の馬肉が自分に平行であればそのまま切ってください。
直角になる場合は、平行になるように置き直して、長ネギをぶつ切りするような感覚で何個かに切っていきましょう。
そして、切ったものを再び平行に置き直してから、馬刺しを切りましょう。

そうしなければ、長い面を切ることになるので、上述したような切り方で切ることをおすすめします。
また、霜降りの馬刺しであれば3mm程度、赤みの馬刺しであれば2mm程度を目安として切ってみてください。

以上で、美味しい馬刺しのできあがりです。
生姜や大葉などお好みの薬味と一緒に召し上がってください。

□馬刺しの解凍方法とは?

馬刺しは通販で購入すると冷凍されているため、切る前に解凍が必要です。
せっかく美味しい切り方を知っていても、解凍方法を間違えてしまうと美味しい仕上がりにはなりません。
では、どのように解凍すれば良いのでしょうか。

まず、大きめの容器やボウルに氷水を入れましょう。
その中に真空パックの馬刺しを優しく入れ込みます。
スライス馬刺しであれば20〜30分、ブロック馬刺しであれば50〜60分冷蔵庫に格納してください。
手間がかかりますが、このひと手間で馬刺しをより一層おいしく食べられます。

また、解凍する際の注意点として以下の3つが挙げられます。

1.解凍しすぎるとドリップが出る
ドリップには旨味成分が含まれているため、切り方にこだわっていても、旨味成分がなければ美味しくありません。
食感がパサつく原因にもなるので、注意してください。

2.馬肉がふにゃふにゃになってしまう
完全に解凍してしまうと、馬肉が柔らかくなりすぎて、薄く切るのが難しくなってしまいます。

3.電子レンジや常温で解凍しない
電子レンジで解凍するとドリップがたくさん出てしまいます。
また、常温で解凍すると、場合によっては食中毒のリスクを伴うので注意してください。

□まとめ

今回は、馬刺しの切り方と解凍方法をご紹介しました。
馬刺しを切る際は、繊維線を確認して、自分と平行になるようにおいてから切りましょう。
また、せっかく美味しい切り方を知っていても、間違った方法で解凍していれば美味しい馬刺しを食べられません。
間違った方法で解凍したり、解凍しすぎたりすると、馬肉の旨味成分が出て美味しくなくなるので注意してください。